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日本の作曲家2022 世の終わりに寄せて-メシアン没後30周年-
第1夜 acoustics の拡張 2022年10月31日(月)東京オペラシティリサイタルホール から
山本 準
「廃墟/薄暮/影」 ピアノとMAXのための
大崎 結真(Pf)
北爪 裕道(エレクトロニクス)
(曲目解説)
この曲はもともとピアノ独奏のための「幻想詩集」として構想され、後にエレクトロニクスを組み合わせることで、曲の性格をより一層際立たせることができると考えて改作した。題名中の「薄暮」は北原白秋の「東京景物詩」中の「公園の薄暮」からとった。ピアノは「薄暮の中の廃墟」をイメージして進行し、これにピアノ演奏からとられた断片をMAXが変形し、「影」のイメージを付け加えていくという形で進行する。
もととなった「幻想詩集」はピアノ独奏曲としてSOKABE MUSIC PUBLISHINGで販売中です。