2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「春の祭典」の練習番号91では、ヴィオラが6 Vle. solo と指定されている。妙なのはここだけ調号(H dur)が指定されていることだ。ヴィオラのソリ以外はチェロとコントラバスのハーモニクスを伴うオスティナート(e fis cis h)でここは曲の他の部分同様調号な…
以前この楽章の冒頭部分のなんちゃって分析をしたことがある。 Ravel Sonatine movt. 2 - Jun Yamamoto 音楽を語る 今回は終わりの部分である。 Un peu plus lent qu'au débutのところから。 この4小節はcis のペダルの上で鳴っているのだが、小節ごとに細か…
11月6日夕、作曲家集団アルビレオの第30回(!)演奏会にお邪魔しました。 <プログラム> 千原 卓也 落霞深き処に(2018・初演) Vn:鈴木睦美、Pf:伊倉由紀子安川 徹 ホルンとピアノのための「Mi-4-Si」(2016~17・再演 Hr:三好直英、Pf:下条絵理子廣…
ディーター=デ=ラ=モッテ(Diether de la Motte)の大作曲家の対位法( 瀧井敬子・訳)に大バッハのBWV815のガボットについて「この曲は桁外れに不協和な響きがする。この曲では不協和音がひどく目立つのだといった方がよいのかもしれない」といって2ページ…
みなさんおなじみのクレイジー・ケン・バンドの「タイガー・アンド・ドラゴン」。名曲であります。カラオケで歌うと「ハッ!」が気持ちいいでしょうね。 この曲のサビ部分「俺の話を聞け!」のところの和声が、大変クラシカルで美しい。こんな感じであります…