Jun Yamamoto音楽を語る

Jun Yamamoto 音楽を語る

クラシックのおいしいところをつまみぐい https://jun-yamamoto.wixsite.com/jun-yamamoto

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Satie Gnossiennes No.5

www.youtube.com 要するに一聴、さまようのである。しかし、よく見てみると必ずしも形式がないわけではない。コード進行は、 [1] G C Am Em G D Bm Em D Bm [2] E7(13) * F#m/A E7 F#m/A E7 * G D G Bm Em A7 *Bm/D [2'] E7 * F#m/A E7 *F#m/A E7 G D […

Jazz A Capella Group "Accent"-Vocal Group History and Styles

アカペラグループのスタイルの解説つきのショーケース。大変参考になります。 www.youtube.com "Accent"のページはこちら。 www.patreon.com 一つずつ、勉強させてもらおう。 これは割合ストレートですね。C7の次にF#7が来るのは所謂裏コード(増4度上)です…

Prokofiev Violin Concerto No.1 Movt.3

Digitalian's Alchemyで取り上げられていたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第一番。終楽章の第一主題を取り上げてみたい。音はこちら。 主題の4小節目にGm の和音からハープとともにBbm7に入るのがなんとも魅力的で、大変プロコプロコした(?)ところだ…

Dvorak String Quartet No. 13 Op. 106 Movt.3

ハイメラン/アウリッヒの「クヮルテットのたのしみ」を読んでいる。自分では弾けないのでわからないが、確かにこれは弾きにくそうだ。ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第13番作品106の第3楽章。Un poco meno mossoのところの第二バイオリンのダブルストップ。…

Haydn String Quartet No. 64-5 "Lark" Movt. 1 (2)

ハイドンの弦楽四重奏曲、通称「ひばり」の第一楽章の35小節目。音はこちら。 これはハイドンの発明じゃないかと思うのだが、長二度でぶつけた2音(赤の枠で囲んである)から始まるパッセージだが、基本的に第一バイオリンは順次上行して、つぎつぎと転調し…

Haydn String Quartet No.64-5 "Lark" Movt. 4 Finale

ハイドンの有名な弦楽四重奏曲、通称「ひばり」の第4楽章フィナーレですが、「これぞ掛留音」という見本のようなところがあるので、引用します。57小節目からですが、第一バイオリンと第二バイオリンが交互に掛留音とその解決を見せてくれます。 56小節目の…