2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ショスタコーヴィチの交響曲ではおそらくもっともよく知られた曲だと思う。最終楽章は、ニ短調で始まって、最後はニ長調で輝かしく締めるのだが、この最後の部分の和声構造を見てみたい。音はこちら。 音楽はもう第4コーナーをまわっており、最後の全終止に…
代々木上原のムジカーザでのハープソロリサイタル。世界初演を2曲含む、バリバリの現代音楽プログラムである。にもかかわらず、ハコは狭いが大盛況。 ハープが、奏者(小柄なのに)と一体となってよく鳴る。そうだよね。ハープってのはアルペジオをするよう…
2度のカノン。アルトからスタートして、一小節遅れてソプラノが追いかけます。バスは自由声部で3声。音はこちら。 バッハのゴールトベルク変奏曲同様、冒頭はアルトが伸ばしている主音に二度上のソプラノが重なって、アルトが掛留になる形を踏襲しました。 …
5度の反行カノンに挑戦したのはいいのだが、挑戦しただけみたいな(´д`|||) 前半はアルトのテーマを一小節遅れでソプラノが模倣。後半は、2小節遅れで模倣します。結論:反行カノンって難しい。音はこちら。(追記:ちょっと修正しました。14小節目の頭を強…