Jun Yamamoto音楽を語る

Jun Yamamoto 音楽を語る

クラシックのおいしいところをつまみぐい https://jun-yamamoto.wixsite.com/jun-yamamoto

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Ravel "Gaspard de la nuit" Movt.2 "Le gibet"

別にハロウィーンがらみということもないのですが、「絞首台」であります。 ラヴェルの「夜のガスパール」も音楽的発見の尽きせぬ泉でありますが、第二楽章の「絞首台」のほんの数小節を見てみます。音はこちら。 20小節目から。原曲はこの部分で転調するの…

マキシマム2018 電子音響初体験記

電子音響初体験記。「マキシマム2018」を拝聴してきました。初めての経験でもあり、下記は自分のためのメモで、シェアすることに何か意味があるかはわかりません。 星谷作品。ペンタトニックのフレーズと、無機的なブザー音、それにチューバの息音とが交錯す…

Bartok String Quartet No.4 Movt. 3

バルトークの弦楽四重奏曲第4番。第3楽章は、基本的に6音のクラスターの上でソロ楽器がメロディーを奏でるという形になっている。クラスターがどのような和音になっているか調べてみたいので、簡略化した譜面を作ってみた。音はこちら。 最初に導入されるク…

Tchaikovsky Symphony No.6 Movt.2

と、書きかけて、前にも書いたような気がして調べてみる。大丈夫、この楽章はまだ一度もとりあげてない。(時々、同じことを二回書いて自分で気がつかないことがある) 第2楽章の中間部、さらさらと転調していくところ。音はこちら。 4小節目から5小節目…

Schoenberg String Quartet No. 4 Movt. 3

シェーンベルクの第4弦楽四重奏の第3楽章の一部の和音構成をschematicに表現してみたものである(音はこちら)。原曲では第一バイオリンが主に旋律を担い、下3パートが8分の6の3拍目、6拍目に和音を打っている。12音技法で書かれており、セリーの扱いが…

Hindemith ヒンデミットの和声解析の例

ハンフレー・セアール「20世紀の対位法」からの孫引きなのだが、ヒンデミットの和声分析の例が挙がっているので取り上げてみる。ヒンデミットが挙げている例が次の最上段の5声の和音進行で、ご本人は「恐ろしく不快な進行」だと言っているらしい。音はこち…

自作(編曲)解説 武満徹「死んだ男の残したものは」

去る10月2日に双子座三重奏団による「戦争と音楽」ライブにおいて、谷川俊太郎作詞 武満徹作曲の「死んだ男の残したものは」の双子座三重奏団用の編曲をさせていただきました。 下の楽譜で一番上に書いたのがいちばん単純化されたコードです(音はこちら)。…