Jun Yamamoto音楽を語る

Jun Yamamoto 音楽を語る

クラシックのおいしいところをつまみぐい https://jun-yamamoto.wixsite.com/jun-yamamoto

Bizet Arlesienne Suite Nr.2 "Pastorale"

ビゼーの「アルルの女」第二組曲の冒頭の曲の終わりに近い部分だが、ビゼー先生結構急進的な音の使い方をしておられる。aと記したのが倚音(appoggiature)だが、譜例の7小節目のhis なんかなかなかのものである。(長三和音の4度#にあたる)

 

平松愛理「部屋とワイシャツと私」(1992)

1992年平松愛理さんの「部屋とワイシャツと私」のさびのコード進行は美しい。各音が半音あるいは全音で順次下行する。もう、スージー鈴木さんが言ってるかもしれないけど。

 

同じく(in C) F#m7(b5)から入る、メンデルスゾーンの結婚行進曲(「真夏の夜の夢」から)

 

 

Official髭男dism Pretender

Official髭男dism/Pretender の大サビのコード進行

 

Ab  |  Eb/G  C7 | Fm7   |Ebm7 Ab7 |

Db |  Cm7       | Bbm7  | Eb7 |

 

キーはAb で I - V  III7 (ここは一時的にキーFm) VIm7  Vm7  I7 (ここはポップスの王道、IV度への II-V7 進行) IV  IIIm7 IIm7  V7

 

キーFmになるところもキャッチ―だが、最後のEbm7 Ab7 Db が強力である。

Chopin Fantaisie-Impromptu op.66

2024年3月2日の「題名のない音楽会」で小林愛美さんがショパンの幻想即興曲作品66を弾いておられて、あっと思ったのである。最近はこっちが正になったのか。(上が今日聞いた版。下が私が覚えている旧来版ブライトコプフ)しかし、60小節目は下の譜面で弾いておられたようだ。