2016-03-21 Mozart Symphony No. 40 Movt. 4 これは前にも取り上げたネタなのですが。 モーツァルトの第40番ト短調交響曲の終楽章。展開部に入るところがほぼ12音音楽のようになっている件。 下の譜面の最初の段で、ダブって出てくるのは赤丸で囲ったBbとC,Dの経過音だけ。あとはGを除く11音が出てきます。12音技法で言えば、三段目の音列ということになりましょうか。 これは表面に出てくる音だけですが、背景となる和声進行を補ってやったものが下の譜面です。めまぐるしく転調していますが、それほど変わったことをしているわけではありません。