Jun Yamamoto 音楽を語る

クラシックのおいしいところをつまみぐい http://jun.la.coocan.jp

Bach Klavier Partita No.6 Gigue

バッハも調子よく聞いていると、時々「えーっ」というところが出てくる。鍵盤パルティータ第6番のGigueであるが、そもそも主題(S)がすごい。いきなり減七度の跳躍が2回出てくる。1のところはe a と五度の跳躍になっている。後でどうするんだろうと心配になるが、それは私のようなシロウトの考えることで大バッハはそんなことには頓着しない。3小節目から応唱(R)がロ短調で出てくる。二声の間は行きはよいよいである。

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経過の部分で6小節目の赤丸で囲んだ音は倚音ですよね。いいんだなこれで。

7小節目にバスで主唱が出てくるが、8分音符1個分だが3のところで四六の和音になる。いいんだな、これで。次のG#はCaugだと強弁すればいいか。

8小節目いよいよ主唱の5度跳躍がバスにでるが、どうするかなと思っているとなんと、Aの音を7度音にして8分音符一個分のB7の第三転回形をいれてやり過ごしている。お見事。その次の5のところもバスの休符を巧く活かしていますなー。

というわけで、どんなテーマでも大バッハの手にかかればなんてことはないのである。

 

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