ラジオで流されている新宿★合会計事務所さんのCMが気になってしょうがない。具体的にはBGMで流れるヴァイオリンの旋律なのだが、
コードネームは私が便宜的につけたもので必ずしもこの通りではないと思うのだが、この14小節目のEb がすごく気になる。書いた人はブルーノートのつもりだと思うのだが、他の部分が全くブルージーでないのに、この音だけが妙に目立つので気になるのかと思うが…あー、気持ち悪い。
ラジオで流されている新宿★合会計事務所さんのCMが気になってしょうがない。具体的にはBGMで流れるヴァイオリンの旋律なのだが、
コードネームは私が便宜的につけたもので必ずしもこの通りではないと思うのだが、この14小節目のEb がすごく気になる。書いた人はブルーノートのつもりだと思うのだが、他の部分が全くブルージーでないのに、この音だけが妙に目立つので気になるのかと思うが…あー、気持ち悪い。
この曲、歌詞(岩里祐穂)は「男の見果てぬ夢」みたいな感じですが、歌として大変よくできていると思います。下に一番の歌詞を示しますが、この「呼ぶけれど」のところが、「世界が開けるような感じ」がするのですが、これがIV度へのII-Vアプローチで、しかもII(Dm7)のところがII on V (Dm7on G) の形になっているのがミソですね。
キーはGですから、このサビの部分は
C G/B Am Dm7/G G7 で、すなわち
G: IV I IIm Vm7/I I7
となり、後半が次のCすなわちIVへのII-Vアプローチになっています。後半をIVであるCメジャーとして書けば、
G: IV I IIm C: IIm7/V V7
ということですね。
G C Bm B7 Em7 A7 Am7 D7
思い出して くれますか
G C Bm B7 Em7 A7 Am/D G
愛するため めぐり逢った 遠い日を
G C Bm B7 Em7 A7 Am7 D7
思い出して くれますか
G C Bm B7 Em7 A7 Am/D G G7
そよぐ風と 輝いてた 青い海
C Bm Am G
恋しくて 逢いたくて
C G/B Am7 Dm7/G G7
君の名前を 呼ぶけれど
C Bm B7 Em
あふるるは 涙なら
C G/B Am D G
君よ 幸せ になれ
ムソルグスキーの展覧会の絵の2曲目のGnomus(小人)の終わりのところはcon tutta forza で一気呵成にvelocissimoで駆け抜ける。右手左手の単音・ニ旋律だけだが、効果的に書いてある。基本的にはこの5小節は主和音のEbmで、あとはコアになる音への修飾に過ぎないとみればいいのか。(青が和声音、赤が修飾音、緑は経過音)
これをラヴェルはどうオーケストレーションしたか。
まず、最初のcesを8分音符にしちゃったのね。これはかなり大胆な変更のような気がする。それと、Fl. Ob. Violin I &IIはピアノの右手を忠実になぞっているが、左手の方は、音域が広くにわたるので仕方ないとは思うのだが、いくつかパートに振り分けている。
絃楽器、最後にヴィオラからコントラバスに受け継がれるのはヴィオラの音域からいって仕方ないと思うが、わからないのはチェロがなぜ、一小節目に8分休符をおいて入るのか。一拍目のgesから入ってもいいのではないのか。
クラリネット、バスクラ、バスーンも少しずつ遅れて入ってくる。コントラファゴットもコントラバスとは半拍違う。なにか理由があるのでしょうねぇ。教えてください>詳しい方。
伊東ゆかりさんの「メモリーズ・オブ・ミー」は2013年にリリースされたセルフカバーを含むカバー・アルバムで、12曲中9曲がDavid Matthewsの編曲、ピアノも弾いてますよというのが売りだが、残りの3曲は上柴はじめさんのアレンジで、「ゆうべの秘密」はその中の一曲。大変しゃれた、しかしシャレすぎない(←ここ大事)アレンジで私は大変好きなのだが、要所のみコピーしてみた。
やっぱりキモになるのは18小節目の下属和音(Am7)へのii-Vのアプローチ。常套手段なのだが、実に効果的に使われていて、ニクイね、この野郎、という感じである。そして、22小節目「ゆうべのことは」を強調するピアノの細かい動き。Emの下の二音eとgが半音ずつ上下して細かく和音が変わっていく。これは「やられた感」がありますね。
このトラックはこちらで聞けます。
ミニミニ・カノン・シリーズ、6度のカノン。音はこちら。
アルトから始まり、6度上でソプラノが追いかけます。バスは自由部です。これで、2度から7度まで出来たので、あと1度と8度で一応揃う。うーん、どうでもいい話だがやっぱりそろえないと気持ち悪いかなぁ。
第二楽章は上からと下からと離れた音域から徐々に歩み寄ってきて始まる。そのあと、もろに協和的な三和音が出てくるところ。ただし、第一バイオリンのメロディーラインは原則的に協和音にはならず(青の○で囲んだ音だけ例外)第二バイオリン以下の和音を踏まないように慎重に探りを入れながら歩いているような。